２０１９年　８月１８日（日）　香川薬学部オープンキャンパス・レポート

２０１９年８月１８日（日）、オープンキャンパスを開催しました。

お盆に直撃した台風が通り過ぎ、真夏の日照りが続く最中、徳島文理大学香川キャンパスの５度目のオープンキャンパスが開催されました。
気温３０度を超える中、前回のオープンキャンパスを凌ぐ数の参加者にご来校いただきました！

今回、香川薬学部では、学部説明会、模擬薬局体験学習「一日薬剤師体験（保湿ローションの調剤体験）」、サイエンスミニキャンプ「錠剤を作ってみよう！」、研究室体験学習、入試対策説明会、進路相談等を行いました。
その一部を紹介します。

徳島文理大学全体説明会、香川薬学部説明会

ご参加いただいた高校生や保護者の方々は先ず、「村崎サイメモリアルホール」に集まり、125年にもおよぶ徳島文理大学の歴史や「自立協同」の建学精神、卒業生の活躍などを知っていただくための全体説明会を行いました。
四国内でもトップレベルの収容人員を有する村崎サイメモリアルホールですが、先日突如として空調が故障してしまい、現在修理中です。
ご参加いただいた方々にはご迷惑をおかけしてしまいました。

その後、香川薬学部の会議室に場所を移し、「香川薬学部説明会」を行いました。
近年の薬剤師に求められる能力についてや、学部生による香川薬学部での学生生活についてなどを説明しました。

サイエンスミニキャンプ「錠剤を作ってみよう！」

サイエンスミニキャンプでは、製剤学講座主催の「錠剤を作ってみよう！」を行いました。
最も親しまれている剤形である「錠剤」について、その作成方法やクオリティの確認方法などを体験しました。
錠剤って、粉薬を押し固めて作られているんですね。

その後、自分達で作った錠剤の硬さを調べてみたり、水の中での崩壊のし安さを測ってみたりしました。
また、錠剤の元となる粉体の粒子径の測定方法なども体験しました。

研究室体験学習

研究室体験学習では、免疫系の司令塔であるヘルパーT細胞の機能などの解明などを行う『生体防御学講座』と、脳内炎症のメカニズム解析と炎症の新規抑制方法の開発などを行う『生命物理化学講座』の見学を行いました。

入試対策説明会

さらに今回は、香川薬学部の受験を考えている高校生に向けた、入試対策説明会を行いました。
優れた薬剤師になれる資質を見極めるためにどのような傾向の問題が出題されているのか、入試の過去問について分析し、解説を行いました。
オープンキャンパスの参加者には、ご希望に応じて昨年度の入試過去問を配布しています。