2014年 7月6日(日) 香川薬学部オープンキャンパス・レポート

7月6日 香川薬学部オープンキャンパス・レポート

7月から8月にかけては、オープンキャンパスシーズンですね。本格的なシーズンより少し早いですが、徳島文理大学では、7月6日にオープンキャンパスを開催しました。

午前中は曇り、午後から雨と、蒸し暑い一日となりましたが、多くの方にご参加いただきました。

今回の学生スタッフ

香川薬学部の魅力を伝えてくれた今回のメンバー。

模擬薬局 「一日薬剤師体験」

模擬薬局では先輩の指導のもと、処方せん受付からお薬をお渡しするまでの調剤一連を体験できます。今回は、尿素入り軟膏を作ってみました!

 

 

 

 

 

 

 

お薬の一包化をマーブルチョコや金平糖で体験してもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

今回は全自動分割分包機だけでなく、パイルパッカーでも挑戦です。

サイエンスミニキャンプ「お酢やアルコールの分子のかたちを調べてみよう」

今回のオープンキャンパスでは、サイエンスミニキャンプとして大学2年生で行っている実習の一部を体験してもらいました。

高校の有機化学でアルコール(エタノール)、酢酸などの構造式を学びますが、「なんで、目で見ることができない分子の水素、炭素、酸素の並びが分かるんだろう?」と不思議に感じたことはないですか?大学では、化合物の構造決定のための分析方法も学びます。

 

 

 

 

 

 

 

今回は、赤外吸収スペクトル(IR)と核磁気共鳴スペクトル(NMR)から、構造決定に挑戦しました。NMRは、強力な磁場を用いて分子の中の原子の位置関係を調べることが出来ます。「あれ?強力な磁場で分析?」と、気がついた人もいたかな?病院の画像診断で利用されるMRIと基本原理は同じです。NMRで測定したスペクトルをもとに、説明を受けながら、パズルのように構造決定を行いました。最後に原子の位置関係を分子模型を組み立てて確認!うーん、下の模型は、アスピリンですね。

 

 

 

 

 

 

 

帰宅

帰りのバス出発の時間には、雨が降り出してしまいましたが、スタッフみんなでお見送り。

1日お疲れ様でした。次回は、7月19日(土)です。みなさまのお越しをお待ちしております。