２０１４年　８月２４日（日）　香川薬学部オープンキャンパス・レポート

８月２４日　香川薬学部オープンキャンパス・レポート

８月２４日（日）、オープンキャンパスを開催しました。

前日の予報は曇りでしたが、午前中は晴れ間も見えてぐんぐんと気温が上がり、真夏日の一日となりました。８月９日が台風で中止となったこともあってか、多くの方にご参加いただきました。

模擬薬局　「一日薬剤師体験」

模擬薬局では先輩の指導のもと、処方せん受付からお薬をお渡しするまでの調剤一連を体験できます。今回は、尿素入りローションを作ってみました！夏ということで、定番のローズ、ラベンダーなどの香料に加えてハッカ油（メントール）を使いました。ちょっと清涼感のあるローションのできあがりです。

ローションの調製の他、マーブルチョコと金平糖を使って、お薬の一包化を体験しました。また、衛生的手洗いについても体験しました。

サイエンスミニキャンプ「顕微鏡で見る脳の病気の世界」

今回のサイエンスミニキャンプは、”脳の病気”についてです。宋教授から脳を構成する神経細胞の特徴やネットワーク形成について、さらにはアルツハイマー型認知症をはじめとする脳神経の異常によって起きる病気について簡単な講義が行われました。脳の仕組みについて講義を受けた後、実際に動物の脳の標本を自分で染色（ニッスル染色）して、神経細胞を顕微鏡で観察しました。

顕微鏡を使うのは、初めての人もいたかな？先輩の助けを借りて、細胞を観察できたでしょうか？病気と組織について、少しでも興味をもったら、薬学部で続きを学んでみよう！

生薬体験実習「植物の香り～ハーブティーで一息」

今回のオープンキャンパスでも、生薬体験実習として薬草園の見学と、ハーブティー体験を用意していたのですが、午後になって突然の大雨！急遽、屋内に移動して、生薬見本の展示とハーブティー体験となりました。薬草園見学が中止になったのは残念ですが、参加してくれたみなさんは、実際の生薬のにおいを嗅いでみたり、興味深く説明を聞いていました。