2015年 3月21日(祝・土) 徳島文理大学オープンキャンパスレポート

3月21日(祝・土)、今年最初のオープンキャンパスが、徳島キャンパスで開催されました。当日は、春を感じる暖かさで、過ごしやすい一日でした。四国各地ばかりでなく、中国・近畿地方からも多くの方が参加してくれました。

午前中は、全学部学科の学生代表による学科説明会を行い、香川薬学部からは先週卒業したばかりの香川絵美さんに発表してもらいました。香川薬学部の特長(初年次教育のサポート体制、香川県医療系三大学連携による実践的なチーム医療の学び、充実した研究設備など)、取得できる資格、香川さんが香川薬学部への入学を決めた理由(人の役に立てる医療系の仕事に就きたい!)などをお話してくれました。

午後からは模擬薬局で体験授業を行いました。

1つ目は調剤実習。散剤(粉薬)の秤量から、薬包紙を使った手分包、薬袋の作製まで体験してもらいました。現在は、散剤の分包(1回に服薬する分量ずつに分けて包むこと)は自動分包器で行うのが一般的ですが、災害時などで電気が使えなくなったときは、この手分包が活躍します。香川薬学部の吉田尋耶さんと大森照太さんが高校生のみなさんに丁寧に教えてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

2つ目はフィジカルアセスメント実習。フィジカルアセスメントとは、身体の情報を収集して、患者さんの症状や状態を把握することですが、最近では、薬の副作用を早期発見するために、薬剤師にもその技術習得の必要性が唱えられています。
実習では、まず、脈拍のとり方を学んでもらいました。次に、聴診器の使い方を学んだ後、フィジカルアセスメントモデル「フィジコ」を使って、肺の正常音と異常音を聴き分けてもらいました。違いはわかったかな?

 

 

 

 

 

 

 

最後は、ハーブティーで一息。今回はローズハイビスカスを用意しました。ローズハイビスカスは、ローズピンク、ローズヒップ、ハイビスカスのブレンドティーです。そのままでは酸味が強いので、砂糖と炭酸を加えたものをお出ししました。

今回頑張ってくれた3人

今回は徳島キャンパスでの開催でしたが、香川薬学部に興味のある高校生のみなさんも参加してくれました。

次回は5月24日(日)に香川キャンパスで開催します。たくさんのご来場をお待ちしております!