“化合物”を患者さんが使える“くすり”に変える製剤学の教育・研究を担当
錠剤、カプセル、シロップ・・・、いろいろな形の薬を飲んだことありますね。注射してもらったこともあるでしょう。薬の有効成分は活性のある化合物ですが、それだけでは十分に効きません。どういう形で、どこから体の中に入って、どのように溶ければよいか、などが決まってはじめて、有効成分が効いて欲しい場所に、必要な量、必要な時間運ばれ“くすり”になるのです。このような“くすり”の設計に必要なサイエンスを講義や実習で学びます。
講座名 |
教授 |
准教授 |
講師 |
助教(助手) |
計 |
製剤学 |
牧野悠治 |
- |
栗田拓朗 |
白畑孝明 |
3 |
製薬会社製剤研究所を経て平成18年より現職。香川県を再びくすりの教育・研究・生産のメッカへと夢見る。薬剤師、博士(薬学)。
貴方の夢は何ですか?新しい薬を創りたい、薬が何故効くか調べたい、それとも、患者さんに合った薬を奨めたい、・・・。薬に限らず、ライフサイエンス分野で何かやりたいかもしれませんね。ここでは皆さんのそのような夢を将来実現できるようお手伝いします。何?夢がない?ともかくいらっしゃい、見つかるかもしれません。
静岡県立藤枝東高を卒業後、静岡県立大学薬学部へ進学し同大学院修了。薬剤師、博士(薬学)。平成18年より現職。
薬学は“くすり”のすべてを網羅した学問です。医薬品を開発し、製造・販売し、そして患者さんに接する医療関係者として、“くすり”の知識を持った人材は医薬品に関わるすべての分野で求められています。ぜひ薬学という世界に飛び込み、その奥深さ、面白さ、そして“くすり”に関わることの使命の重大さを知ってもらえればと思います。
講座の先生方が全員薬剤師の免許を取得しており、国家試験に関するアドバ イスがもらえると思い本講座を選んだ。研究では、微小針による新規な皮膚から の薬物投与方法というテーマの中で、蛍光物質を付着させた微小針をラット皮膚 に穿刺し、共焦点レーザー顕微鏡で皮膚表層の穿刺状態を観察した。
全国から様々な学生が集まってくるので多くの友人を作り、近くの瀬戸内を 臨む志度湾など多くの自然を楽しもう。
製剤学は薬学部でしか学べません。
皆さんは将来、多かれ少なかれ“くすり”に関連した分野で活躍されると思います。そのために必要な勉強には化学、生物学などの基礎的な科目と“くすり”特有の応用科目があります。そして後者の“くすり”特有科目は薬学部でしか学べません。製剤学はそのような科目の一つです。“くすりは匙(さじ)加減”といいますよね。くすりは使い方次第でただのうどん粉(讃岐うどん関連の方、ごめんなさい)であったり、毒にもなってしまうということです。一粒一粒の錠剤、一本一本の注射アンプルには、匙(さじ)加減つまり効果を最大限に発揮し、かつ副作用を最小限に抑えるための最新の製剤学の研究成果が詰まっているのです。患者さんが安心して使える“くすり”に必要な製剤学の知識と智恵を、「製剤学」、「生体分析化学」(製剤の品質を保証する分析化学を学ぶ科目)、「製剤学実習」(実際に製剤を作り品質を評価します)で学びます。