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東京大学 理化学研究所 徳島文理大学香川薬学部


 東京大学大学院薬学系研究科の王 東宇大学院生、王 超特任助教、内山 真伸教授(理化学研究所主任研究員兼務)、 徳島文理大学香川薬学部の川幡 正俊講師、山口 健太郎教授らの研究グループは、 初めての「C-N 結合切断型 Stille カップリング反応」の開発に成功しました。
 この反応は、2010年にノーベル賞を受賞した鈴木カップリング同様、生命に直接関連する炭素原子同士をつなぐ新しい手法で、 材料化学・医薬品など高度に官能基化された分子の創製に幅広く応用されることが期待され、新たな科学に寄与するものです。 本成果は、英国科学誌「Nature Communications」にオンライン公開されました。  (9月30日)

このクロスカップリングは以下の反応に応用されました。

@ アンモニウム塩と有機スズ化合物との Stille カップリング反応 image

A C(sp3)-N 結合切断型 Stille カップリング反応 image

B Padimate A の誘導体化 image

C 逐次的カップリング反応 image


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