浜松医科大学教授 川上純一先生に、ご講演いただきました。

2017年11月10日

川上先生には今回中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアムの活動の一環として徳島文理大学主催の市民公開講座をお引き受けいただきました。
さらに、
日本病院薬剤師会副会長(医療政策部長)として、厚生労働省の委員も多数お務めの、多忙な身でありながら、香川薬学部キャンパスにお越し頂いてのご講演も特別に引き受けて下さいました。大学薬学部同級生の山田の依頼をご快諾いただき、恐縮ながらも大変ありがたく感謝しております。

学生向けの特別講演「薬学を学び社会で活躍しよう:未来の医療を築く病院薬剤師」では、浜松医科大学病院薬剤師の先生方の取り組み(病棟業務、治療薬物モニタリング (TDM)、臨床研究、等)を含めた活躍の実際を、ご紹介頂きました。

市民公開講座「がん治療・緩和ケア領域における薬剤師業務と臨床研究:30年度改定や医療政策に関する動向もふまえて」では、がん化学療法や緩和ケア業務への新たな取り組み、そして、チーム医療や社会保障制度、において広がりつつある薬剤師の役割を実感できました。薬に対する専門性や研究成果を国民医療費削減のために利用できる実例や、努力に見合う加算制度について、長期展望も含めて分かりやすくご講演いただきました。

また、ご講演後には、親睦会にもご参加いただき、病院薬剤師に就職内定している本学部の学生さんに対しても親身にお話をして下さいました。(写真・香川薬学部実務系教員と山田)

山田の想像以上に薬剤師の活躍する場が既にたかく広がってきていることを実感できましたし、今後の薬剤師像についても明るく展望でき、理解を深めることができました。私大薬学部での基礎研究の必要性については議論のあるところでしょうが、「ひとのためになる研究ができるからやりがいがある」と言える薬剤師研究者を増やすためにも、また、そういう薬剤師が増えていく状況についていく薬剤師になるためにも、基礎研究教育をしっかり受けてきた人間が卒業研究指導に当たる意味もあるのかも知れないと考えています。

川上先生、ありがとうございました。(山田・記)