【研究テーマ】

小脳・海馬依存的学習としての「瞬目反射条件付け(eyeblink conditioning)」のシナプス・分子機構の解明

 

薬学部学部生(桐野豊教授)時代に、国内初となるマウスにおける瞬目反射条件付けの行動学実験系を開発しました。(Kishimoto et al., 1997)

一般に小脳学習として知られる遅延課題だけではなく、海馬依存的学習であるトレース課題の行動評価には世界に先駆けて成功しました。(Kishimoto et al., 2001)

これらの系を用いて、小脳および海馬依存性記憶のシナプス・分子基盤を明らかにすることを目的に、今後特に以下のテーマについて研究を進めて行きたいと考えています。

1) 運動学習における抑制シナプス回路の役割解明

2) 非空間的記憶における海馬シナプス回路の役割解明

3) 内因性カンナビノイド系のシナプス可塑性と脳高次機能における役割の解明

4) ヒト中枢疾患モデルマウスの開発と評価・治療法の確立