薬物動態学講座は平成18年9月に開講した。研究室の設計を行い、実験台・ドラフトを整備し、恒温実験室及びクリーンルームを構築した。さらに、教育・研究機器、器具類を整備し、研究室としての機能を整えた。研究機器として、高速液体クロマトグラフ、ダブルモノクロメーター、分光蛍光光度計、マルチモードプレートリーダー、多機能高速冷却遠心機、サーマルサイクラーなどの汎用機器に加えて、フローサイトメーター、デジタル蛍光顕微鏡ワークステーション、ルミノ・イメージアナライザー、ハイブリッドトリプル四重極質量分析計API 3200Q TRAP Systemを導入し、研究機器の充実を図った。
本講座は、薬物の体内動態を in vitroとin vivo の両面から研究し、薬の吸収から排泄までの体内動態と薬効・毒性発現メカニズムを解明する研究で活躍できる人材の育成を目指している。
現薬物動態学講座は教授、准教授、助教の3名より構成されており、教育面からの成果はもとより、研究面において、より一層の充実を図るつもりである。
四重極質量分析計
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研究室
リフレッシュルーム