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香川大学医学部附属病院総合診療部カンファレンスに徳島文理大学香川薬学部4年生が参加

 香川大学医学部附属病院総合診療部カンファレンス(千田彰一教授)に、2009年9月7日(月)、徳島文理大学香川薬学部4年生2名と卒業生1名が参加した。このカンファレンスには、香川大学医学部の5年生が医学実習(ポリクリ)として出席している。薬学生は、医学生とともに、臨床症例の経過や診断・治療のポイント、ならびに、その症例の直面する課題への対処法について、医師どうしの議論を通じて学んだ。
参加した薬学生は、臨床検査の意味について理解できなかった、画像の見方がわからなかった、と、症例を理解するための臨床知識が不足していることを述べると同時に、症状がどうして生じるのかその疾患を深く勉強したいと思った、一人の患者を通して合併症、診断、治療などを深く学習していくことが重要だと思った、教科書に書いてあるので学ぶのではなく臨床症状を呈する患者がいるので学ぶ必要があることに気づいた、と感想を述べた。患者を通して学ぶことの重要性を知った医学生と薬学生とが、医師と薬剤師となり、臨床の場で共通の素養でディスカッションする日の到来を楽しみにしたい。



 

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