9/5  文科省の大学間連携共同教育推進事業に採択されました。

 この度、四国のすべての薬学部である徳島文理大学薬学部と香川薬学部、徳島大学薬学部、松山大学薬学部の3大学4薬学部が、合同で提案していた事業が、文部科学省の「大学間連携共同教育推進事業」で採択されました。

 このことについて徳島文理大学薬学部と香川薬学部、徳島大学薬学部、松山大学薬学部の3大学4薬学部が、9/5(水)に記者会見を行いました。

 本事業は、国公私立の設置形態を超え、地域や分野に応じて大学間で相互に連携し、社会の要請に応える共同の教育・質保証システムの構築を行う取組を支援するため、平成24年度より開始される新規事業です。

 本取組は、四国のすべての薬学部が戦略的連携関係をもち、薬剤師養成学士教育・大学院教育の体制整備ならびに研究を共同して推進し、臨床薬学分野の研究者や高度な専門知識を有する臨床薬剤師を養成することを目指します。

 四国の住民に密接に関連する具体的な取組事項は、例えば、近未来に予測される東南海地震・南海地震等の大規模災害時に救急救命チームの一員として活躍できる薬剤師の輩出、大学の附属薬局の開設などを通して高齢化が進む四国の住民の健康を守る優れた薬剤師の輩出、さらには高大連携などを通して、若い人たちが本州への大学・大学院へと流出することに歯止めをかけ、地域の活性化に資する活動など、地域に根ざし存在感のある有益な薬学系医療人の養成を行うことであります。

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