香川大学医学部の3年次5人が、平成22年2月8日~3月5日までの1ヶ月間、徳島文理大学香川薬学部の研究室(機能生物学講座、生物物理学講座、薬事科学講座)で、課題実習に取り組みました。
この課題実習は、学生が研究室に配属することによって、その配属研究室のテーマに沿った実験等を行なうものです。研究がどのようなものか、その雰囲気を知ってもらい、研究に対する興味を育んでもらうのが趣旨です。香川大学医学部医学科では卒業研究は行なわれないため、本授業が研究室に配属される唯一の機会となり、大変重要な位置を占めています。
今年は、三大学連携事業の取組事項の一つとして、徳島文理大学香川薬学部は初めて香川大学医学部医学科3年次の学生を引き受けることになりました。引き受ける教員も、また希望して来る学生も、最初はとても緊張していましたが、お互いに慣れるにしたがって、実験のみならず有意義な議論もできるようになり、研究を謳歌することができたと考えます。
来年度も是非、三大学間での学生の往来がより一層進むことを望んでいます。